おもちゃのいいわけ
おもちゃのいいわけ / 感想・レビュー
キジネコ
病院のベットに腰かけて読みました。妻を、子供たちを、友達を、人生を思う良い読書体験となりました。舟越桂さん、彼の生み出す命の沈黙が、観る者には饒舌過ぎる程に語り掛けてきます。壊れたスコップや、創作過程の端材が「おもちゃ」に姿を変えて静かに優しく囁きます。一つ一つに添えられた文章が、其々の世界を描き、深い感慨・感銘を呼び覚まします。表紙は舟越械くん(息子さん)の誕生日に送られた「服を着ないハンガー」どんなに高価な贈り物よりも素敵だと思いませんか?お父さんが作ってくれた木のおもちゃ。世界に一つだけのおもちゃ。
2020/03/16
遠い日
船越桂さん作のおもちゃと、そのおもちゃにまつわるエッセイ。子どもさんへの思いと、作成時の思い出とが、味のあるおもちゃに陰影をつける。独特の哀愁も嗅ぎとれるのだが、愛あるユーモアがにじんでいて、惹きつけられる。
2019/01/17
もこあ
私もこんな本を作ってみたい。おもちゃが日記のように語ってくる。とってもとっても素敵です。
2020/02/11
あっぺ
手作りのおもちゃ 、素敵です。尊敬する作家さん。真似して、僕も似たようなものを作りました。
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