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舌の記憶 (SWITCH LIBRARY)

舌の記憶 (SWITCH LIBRARY)

舌の記憶 (SWITCH LIBRARY)

作家
筒井ともみ
出版社
スイッチパブリッシング
発売日
2000-09-01
ISBN
9784916017963
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舌の記憶 (SWITCH LIBRARY) / 感想・レビュー

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まる

江國さんのエッセイで紹介されていたので。「夏」が一番好きでした。この季節に読んだというのに、照りつける太陽や、心地よい風、ひんやりとしたものを求める気持ちが想像できます。また、駄菓子の不健康な甘さ、美味しいとは違うのに食べたくなることも思い出しました。

2015/02/23

水色さくら

◎/食が細いのに(から?)食に対して細かい注文をもつ少女だった筆者が、味わった記憶。「舌の記憶」とはまさにぴったりのタイトル。

2013/05/15

てまり

子どもの頃好きだった食べ物、苦手なもの、懐かしい味・・・食べ物を通じて引っ張り出されてくる数々の思い出の話。それだけのことなのに、 どうしてこんなに気持ちが揺さぶられるのだろう?もう戻れない時間への懐かしさと切なさに、何度も何度も胸が熱くなった。

2004/08/01

noppo

武田百合子を全部読み終わってしまって、 もっとあんな感じの文章が読みたい読みたい読みたい…、 と思っているような人に薦めたくなる本。 春夏秋冬それぞれ15本づつ位のお話をたっぷり堪能できる。 食と家族とあの頃の記憶。 それにつけても何故、こんなにも幼い頃の記憶のあれこれを、 鮮明に覚えておいでなのだろう?と、自分と照らし合わせてすこし呆然とした。 甘くなく辛過ぎもせず、気取りはないけど軽すぎもしない、とても好みの文章でした。

2015/07/07

待宵の小侍従

どことなく薄暗いような、それでもあたたかい時代の雰囲気を感じる。昭和の名残を残した田舎で幼少時をすごした私にとって、なつかしいような少し羨ましいような、甘酸っぱいような気持ちにさせてくれる。明日はすいとんを作ろう。

2012/10/30

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