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イカルス・ガール

イカルス・ガール

イカルス・ガール

作家
ヘレン・オイェイェミ
金原瑞人
ふなと よし子
出版社
産業編集センター
発売日
2006-08-01
ISBN
9784916199874
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イカルス・ガール / 感想・レビュー

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白のヒメ

あらすじからは、もっとほんわかしたファンタジーなのかと思っていたら、読み進めれば進めるほど、ゾッと背筋が凍るような怖さをはらんできたのにびっくりした。双子は縁起が悪いという言い伝えがあるとどこかで聞いたことがある。個人的には根も葉もないと思っているが、アフリカでもそういう言い伝えがあるのだろうか。そんな伝承を上手く使って、難しい年ごろの少女の心の動きを見事に現わしていた。しかし生きるという事は子供にとっても、己との戦いなのかな。読後は良い感じだけれど、凄く疲れる読書でもあった。

2019/04/24

星落秋風五丈原

「ティリティリは内向的なジェスの別人格」であろう。でも、そう考えるとつじつまの合わないことがある。ティリティリは家族以外誰も知らないジェスの亡くなった双子の姉の事を知っていた。それに、単に偶然というには出来過ぎなくらい、ジェスの知り合いの人達に次々と危険が及ぶ。次から次へと奇妙な出来事が起こるが、その全てに答えを見出そうとするのは難しい。むしろ、「誰もわかってくれない、自分にしか見えない不気味な存在と、たった一人で戦う少女の物語」というくくりでしか言い表せない。

2004/08/18

るりこ

読みにくい…。なかなか本の世界に入りきれなかった。

MT

【キリストって白人のヒッピーみたいな男】

2014/07/01

ポックル

後半になると一気に読み進めた。だけど、結末が分かりにくく感じた。

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