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炎の聖少女 (ヴェヌスの秘録 2)

炎の聖少女 (ヴェヌスの秘録 2)

炎の聖少女 (ヴェヌスの秘録 2)

作家
タニス・リー
柿沼瑛子
出版社
産業編集センター
発売日
2007-05-01
ISBN
9784916199980
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炎の聖少女 (ヴェヌスの秘録 2) / 感想・レビュー

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星落秋風五丈原

読メリーダーさんのコメントを読み納得。ああやはりジャンヌ・ダルクモチーフでしたか。そんな気がしました。

2022/01/31

ぬのさと@灯れ松明の火

ジャンヌ・ダルクがモチーフ。でも、大司祭ダニエリュスの人間らしさが魅力的。

2012/07/09

katka

天然聖女なのになぜか料理は消し炭……話に無関係な萌え属性を盛るのもリーのお好み。そのタニス・リーといえば恒例の魔女狩り&火炙り――またか!?――ではなく、それだ!という気持ちで、年数を空けて再読ですがわくわくして読めました。表紙から焼く気満々だ……よりか『可愛いな。よし、焼こう』まで直通になっているタニス脳を自覚でき、とくに精読しなくても「もう好き」でいいです。わたしはフェミニストでもないですが、歪んだ世界を書いては翻す筆のあざとさと、てっぺんには「愛」を据えて譲らないリーは姉貴として尊敬します。

2023/11/16

NAGIA

予想外にええ話だった。どのキャラクターも個性的で魅力的。1とずいぶん趣が違う。

2013/08/27

madhatter

正面からキリスト教を扱った作品で、甘い結末。だが、リーはキリスト教に対して昔から期待を持っているようなので(「血のごとく赤く」など)、これはこれでアリだろう。さて、本作はジャンヌ・ダルクに取材しているが、個人的にはダニエリュスに目が行く。彼を軸として考えると、十字軍とルネサンス精神、宗教改革をリーなりに描いた作品ではないか。キリスト教を人間性(彼の考え方は、ある部分でルネサンス的だと思う)という点から変革し、ユルネイアという異教の問題を取り入れた本作は、ヴェニスが舞台でなくてはならなかったのだろう。

2011/07/17

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