KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

雅楽のこころ音楽のちから (大正大学まんだらライブラリー 6)

雅楽のこころ音楽のちから (大正大学まんだらライブラリー 6)

雅楽のこころ音楽のちから (大正大学まんだらライブラリー 6)

作家
東儀秀樹
出版社
大正大学出版会
発売日
2005-10-01
ISBN
9784924297333
amazonで購入する

雅楽のこころ音楽のちから (大正大学まんだらライブラリー 6) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

miwmiw

今度初めて雅楽を聴きに行くので読んでみたけど、動画や写真だけだと分からない事がいろいろわかって良かったです。実際に宮内庁で雅楽をしていたからこその宮中での体験談、宮中行事や、秘曲といわれるものについて、また外部から来た人もいるけど1300年続いた楽家の人の音には血を感じる、というのに面白く感じました。

2013/09/16

非日常口

雅楽の陰陽シンボリズム、装束、島国日本に伝来し、そこから原型を留めたために西欧ではオーボエなどに変わってしまったという楽器の歴史解説。また新嘗祭など秘匿されている話の香りくらいだが聞くことができるのは貴重だろう。「微音にて奏す」の真意は古来日本人と自然や神々との関わりあい、影向とは何かを考えさせられる。私達の環境には音があるのに私達が気づかないケージを思い出させる言葉だ。一本締めのタイミングが掴めない外国人と日本人の差の根はここにありそうだ。藝能が敗者の歴史であることも含め、概要に触れられる。口語体。

2013/10/09

感想・レビューをもっと見る