民主主義は不可能なのか?: コモンセンスが崩壊した世界で
民主主義は不可能なのか?: コモンセンスが崩壊した世界で / 感想・レビュー
Tenouji
日本で実質賃金が上がらず25年…現場でのソフトウェア開発技術が改善されずに25年…ってことなんじゃないだろうか!社会的事件を考察するための読書指南書的な内容でもあり、脚注が半分ぐらいあるw。問題の構造パターンが良くわかるので、読むとスッキリします。
2019/07/23
まゆまゆ
2009年から18年までの年末に行われた筆者3人による鼎談をまとめた内容。政権交代から始まりモリカケ問題までの歴史を振り返りつつ、それらの社会的背景は短くまとめるとグローバル化と共同体の崩壊となるか。個人主義の台頭は損得勘定でしか物事を判断しないクズ人間を量産した。仲間意識というキーワードはsnsに留まらず実生活でも重要視されている。政治イシューの二項対立は未だにみられる現象だが、そうじゃないとまとめる指導者は現れるのか……
2019/11/05
chiro
この本を読んで驚くのは10年に渉り世界が抱えている課題が解決の糸口を見つけられない上に状況は益々複雑化し混迷を深めている事と政治がポピュリズムにより権力を握る事を容易にさせた事による為政者の劣化を加速させている事だ。タイトルの民主主義は不可能なのか?については悲観的にならざるを得ないが、解決の糸口は顔の見える範囲での住民による自治しかないのかもしれないと感じた。
2019/07/07
ヨシオ・ペンギン
ここ最近出版された本のレビューとしてもおもしろいが、1年間にあった様々なことを3人の問題意識から解き明かしていくという点が何よりよかった。キャス・サンスティーンは宮台真司に何度も取り上げられているところを見ると、読みたくなってくる。
2020/01/18
linbose
★★★★☆
2020/04/07
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