KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

壺の中 (美しい数学 4)

壺の中 (美しい数学 4)

壺の中 (美しい数学 4)

作家
安野 雅一郎
安野光雅
出版社
童話屋
発売日
1982-10-02
ISBN
9784924684119
amazonで購入する

壺の中 (美しい数学 4) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

KAZOO

安野さんとその息子さんの共作です。壺の色が何とも言えずいい感じです。算数の話で無限大のような感じに最後はなっていくのですが、絵が何とも言えずにいい感じです。子供には少し難しすぎる気はします。何度も読みなおしそうです。

2016/05/28

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

開いてびっくり……表紙から本の内容を想像するのはまず不可能だと思います。美しい陶磁器の壷に広がる広大な世界。壷の中には水が入っていて、それは果てもない海でした。海に浮かぶ島には二つの国があって、それぞれの国には三つの山、それぞれの山には四つの城があって……。数学の面白さと奥深さを絵本で伝えるという試み。後半には数学的な解説があって幻惑されました。『美しい数学』シリーズの一冊。1982年10月。

2016/02/14

立花孝志大嫌いおじさん・寺

お馴染み安野光雅さんと息子さんで作った数学絵本。数学といっても難しくもややこしくもない。ただただ数の不思議と素敵な絵。好奇心の原点を絵本にしたかのようないい本である。ひとつの壷からどんどん増えて広がる世界。最後の壷の中にもまた1ページ目からの広がりを思うと、私は良寛さんの「淡雪の 中に立ちたる三千大世界(みちあふち) またその中に淡雪ぞ降る」という歌を思い出した。マクロな安野光雅父子の絵本、ミクロな良寛の歌。子供の時間は長い。その長い時間の中で、この絵本からミクロやマクロに思いを馳せて貰いたいと思った。

2018/01/31

emi

美しい壺の中には、数字のひみつが隠されている…。階乗(覚えてますか? ビックリマーク!で表される掛算です)を絵本にした、とってもユニークな為になる一冊。子供の頃に戻って読んでみたら、数ってなんて面白いんだろうって意外と楽しめました。物語の視野はGooglemapのように、全体から特定の場所を見るようにズームして見える範囲が小さくなるけれど、実際の物の数は逆にどんどん増えていく。想像力をフルに使って数を意識してみると、数学が苦手な人も楽しめそう。このシリーズ、分数とかもあるのかなぁと気になってます。

2016/02/28

Maiラピ

このデルフトブルーっぽい壺たまりませんね´ω`*さすが安野さん。 でも伝えたいのは数学の美しさや不思議さ。

2012/01/25

感想・レビューをもっと見る