らくがきフルート

ひめぴょん

何が幸せか　何が必要か　ちょっと考えさせられる本。隣の芝生は青い　と思うケヴィン。自分の持っているものに固執しないメーソン。自分にないものをみて、どう思うか？なかなか自分は自分って思えないもの。そんなことを思った絵本でした。

2023/05/31

遠い日

いちいち難解な謎かけのような答えをするメーソンだが、そこにこそ、真の友情や物欲の絡まない関係が存在する。大人の駆け引きの中で育ったケヴィンも、やっとわかったかな？

2018/10/07

timeturner

不思議な面白さ。絵本にありがちな、物質的な豊かさでは人間は幸せにはなれない、といった教訓ではないものを感じる。谷川俊太郎さんの翻訳がちょっとおっさんくさいんだけど、それがいい味を出しているというのも大きい。「なにがわからんのよ？」っていいなあ。

2019/12/10

timeturner

小学校中学年から高学年くらいの子に読ませるといろいろ考えるところがあるかもしれない。絵にもうちょっと工夫が欲しかったかな。

2014/01/19

＊花福＊

「何でも持ってる　うんのいいこ」のケヴィンが「ちょいと　えたいのしれないこ」のメーソンの持ってるらくがきフルートを欲しがる。物質ではない豊かさ。子どもの行き当たりばったりな自由さ。谷川俊太郎さんの訳がまたいい。言葉に小気味良さがあって、2人の会話がイキイキしてる。「おれってそういうやつなんさ」この台詞好きだなぁ。

2021/03/21