夢みるころを過ぎても 岡村孝子
夢みるころを過ぎても 岡村孝子 / 感想・レビュー
袖崎いたる
岡村孝子さんのイメージは彼女が自分で言っているように「サナトリウムから昨日出てきたみたいな、そんな薄幸の美少女って感じ(笑)」がある。しかしそれを自分で本当は違うんですと述べてはいるが、儚げなイメージよりもふわふわしがちなメリー・ポピンズといった方が合ってる気がする。彼女の生活風景を語っている本書から受ける印象も概ねそんな感じであり、良くも悪くも背筋がむずがゆくなる。この本は93年の発売で、ぼくが手にしているのは94年の第4刷。しきりに恋愛や結婚などを話題にしているものの…難しいだろうな感が凄い(苦笑)。
2017/06/09
くらぴい
岡村孝子さんの曲には若い頃励まされました。確かに恋に夢見てあまり幸せでない感覚はあるかもしれませんが、とても素敵で、若い頃は憧れの人でした。ということは、自分自身もあまり恋とかに恵まれないタイプだった様ですが、そのお嬢さん然とした音楽性は、若い頃ある程度違和感もありましたが、安全弁でもありました。
2006/06/22
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