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こぶたくん (こぶたくんのおはなしシリーズ 1)

こぶたくん (こぶたくんのおはなしシリーズ 1)

こぶたくん (こぶたくんのおはなしシリーズ 1)

作家
ジーン・バン ルーワン
アーノルド・ローベル
Jean Van Leeuwan
Arnold Lobel
三木卓
出版社
童話館出版
発売日
1995-12-01
ISBN
9784924938526
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こぶたくん (こぶたくんのおはなしシリーズ 1) / 感想・レビュー

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やすらぎ

子どもたちと過ごす日常は賑やかで温かく、愉快な会話とともに思い出に変わっていく。美味しい香りを漂わせて、クッキー作りのお手伝いをしたり、おばあちゃんのために花を摘んだりぬいぐるみを集めたり。さあみんなでご馳走をいただきましょう。食べきれないくらいの幸せに囲まれて、椅子に揺られている。「かあさんってものは泣かないものだよ」少しドキリとする言葉を、子どもたちは突然発したりする。今はまだ愛が伝わらないけれど、いつかきっといつかきっと。ぐっすり眠る姿に明かりを消すと今日という日は終わる。明日も一緒だよ。おやすみ。

2023/11/13

masa@レビューお休み中

こぶたくんは子どもである。こぶたくんは男の子である。こぶたくんにはお父さんとお母さんがいる。そして、こぶたくんには小さな妹もいる。こぶたくんは、特別賢いわけではない。特別いじわるなわけでもない。どちらかというと、どこにでもいる普通の男の子なのである。だから、お母さんに甘えることもあるし、妹にいじわるをしてしまうこともあるし、おばあちゃんのために頑張ることもある。普通の男の子の物語だから、誰にでも思い当たるシーンがある。懐かしい思いにも駆られることもあるのです。

2014/02/02

kiisuke

アーノルドローベルの挿絵のこの小さめ絵本シリーズが子どもたちも私も大好き!いつも読みながらクスクス笑ってしまいます。こちらは「おかしをやく日」「いもうと」「おばあちゃん」「ポテトちゃん」「これはだれだろ」の五つのお話が入っています。温かくって可愛らしい雰囲気もすごく素敵ですが、こぶたくんを通じて繊細な子どもの心の動きも感じられ、我が家の娘たちもとても共感できるようです。大好きな食べ物の描写もたくさんで美味しそう!^ - ^こぶたくんシリーズはもう一冊「しりたがりやのこぶたくん」もあります♪

2014/10/17

ほんわか・かめ

こぶたくん一家の何気ない日常の短編集。優しさが溢れています。◆《いもうと》遊びを邪魔されて邪険にしてしまった兄妹に、夕食時になって「きみたちはどうも日が悪かったみたいだな」と言うお父さん。時間をおく、断罪しないって大切だなぁ。だって夕食時には丸くおさまったもの。ゆとりを持って子どもと接したいなぁと読みながらつくづく思いました。

2021/03/28

Lesen

こぶたくん一家の日常が描かれてます。緩やかな日常の中の家族愛であり、本の少しの事がとても幸せに感じられる様な絵本。この家族のやり取りがなんか良いのです。かくれんぼも、見つけたから終わりではなくそのやり取りが楽しいし、クッキーも匂いまでしてきそうでした。

2013/08/04

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