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マルクスの現在

マルクスの現在

マルクスの現在

作家
柄谷行人
石谷 治寛
大野 裕之
出版社
とっても便利出版部
発売日
1999-04-01
ISBN
9784925095013
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マルクスの現在 / 感想・レビュー

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Z

こりゃーすごい。マルクスの、経済学、政治学、哲学の思想的系譜、以後の展開を簡潔にまとめていて、これ読めば、今まで読んだマルクスの解説書いらないよーといったような情報量の多さ。読む本増えてしまった。

2015/01/05

KN

海外および日本のマルクス主義の歴史を把握するには、本書に収録された浅田彰のトークを読むのが一番の近道だろう。99年の本だが、今に至る世界や思想の情勢をほとんど完璧に捉えているため、現状分析としても読める。

2018/10/22

なっぢ@断捨離実行中

共産党宣言150周年を記念した?シンポジウムを収録。マルクス再入門と銘打ったマルクス主義の歴史を簡潔にまとめた浅田彰の神要約だけでも読む価値はある。

2016/04/30

 

非常に面白い。しかし、ネグリの登場が左翼を元気づかせたというのは分かる気がする。それが実効性を持っていたかというと微妙な話だが、ラクラウ-ムフのような「水平的な連帯」のようなややもすれば文化左翼的なものになって行かざるを得ない。問題は、そして本質的なことだが、やはり「党」が不穏に回帰していることだろうな。もちろん、「われわれは谷を跳びうる潜勢力があると言い続けうるための、その力を養う」(スガ秀美)ための「党」が、である。それに、「だよねー」と思いながらも。

2017/06/08

Junji Yogi

浅田彰の『逃走論』の中で紹介されていた柄谷行人の『マルクス、その中心の可能性』を探していたのだが、見つけ出す事ができず、近場にあった本書を手に取る。対談本であったからか、スラスラと読むことができた。しかし、読みやすかったからと言って、内容が頭に入ったかと言えば、恥ずかしいが、そうではない。Rereadする必要がありそうである。だけど、今はすでに前々から目を付けていたメアリー・ダグラスの『儀礼としての消費』が私を誘っている。再読するのはいつになるのやら、眼前には山積したBooks。

2013/03/25

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