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Gotoran
13編の海外のファンタジー作品について、河合隼雄先生がユング心理学的視点から詳細に解釈・解説が加えられる。ファンタジーを空想への現実逃避とみなすのではなく、現実への挑戦と考えることができると。その大切さを説いたうえで、様々なファンタジー作品を読み解き、人間の「たましい」に目を向けるとともに人間の多面性:強さ、弱さ、奥深さなど、カウンセラー、クライアント、家族、友達など、色々な一面から解釈できると。非常に興味深かった。次は本書引用の作品をも読んでみたい。特に未読作品について。
2019/06/01
rootstock1998
海外の児童文学からファンタジーの本質を読み取ろうとする構成になっている。 最近、個人的に気になるのは仮想、想像、ファンタジーなどがどのような意味を持って現在に立ち現れてくるか、ということである。 それでも純粋に小説などの物語を読むときの一つの解釈の過程を示してもくれた。
2018/01/04
月華
図書館 図書館では児童書の分類になっていました。この本を読んでいると、紹介されている本を読んでみたくなりました。
2012/04/21
quarterdone
これからの私の読書の水先案内となる本。
2009/04/25
美那都
語りたいことがある気がするけれど、言葉にしたくなくて感想が書けない。
2019/02/21
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