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西の魔女が死んだ

西の魔女が死んだ

西の魔女が死んだ

作家
梨木香歩
出版社
楡出版
発売日
1994-04-01
ISBN
9784931266162
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西の魔女が死んだ / 感想・レビュー

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takaC

マイ・サンクチュアリだけでなく、屋根裏部屋も、台所も、サンルームも、裏庭も、林も、洞穴も、すべてが「まい's・サンクチュアリ」。

2013/01/24

テツ

些細なことで中学校に行けなくなったまいに生きる方法を教え導いてくれたおばあちゃん。新しい価値観。世界観。生きるというイベントについて。そしてそれを少しでも楽に熟すための知恵について。こどもでも大人でも世界の中に独り屹立するためには心の中に大切な人からの大切な教えが必要なのかもな。自分も祖母に育てられたので読み返す度に思い出す。まいのおばあちゃんほど穏やかな教えではなかったけれど、祖母の教えは今でも僕の血肉となり全てを支えている。

2018/07/05

どぶねずみ

私を育てた鬼婆とよく似ている。芯の強さやポリシーを持っていて、それを娘や孫に教え込むところ、母親にはそれが理解できなくて押し付けがましく感じてしまったんだろうなぁということまで。私事だけど、自分は母親にではなく、祖母に躾られてよかったかなぁと思った作品だった。

2017/10/20

ベル@bell-zou

扱いにくい子。私自身も母にそう思われていたのを最近知った。曰く"むずがしいわらしだな"と。自覚はあったので驚きはしなかったけれど。そんなことをつらつらと思い出しながらの再読。「(恨みや憎しみは)そういうエネルギーの動きはひどく人を疲れさせると思いませんか?」。本当に、そう思う。この本は読むたびに心に残る言葉も変わる。多分そのときの私に必要な言葉なのだろう。読み友さんの感想で大好きな長新太さんの挿絵と知り手に取る。黒ペンの点と線だけで描かれる独特な動植物や心象表現は確かに長さんだなぁ。↓

2022/02/11

monokurobuta

おばあちゃんの人柄がとても素敵でした。まいとおばあちゃんが暮らしている描写もとてもよかったです。そして、最後にまいが「おばあちゃん、大好き」といえて本当によかった。

2014/02/03

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