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サムライ・ダイアリー 鸚鵡籠中記異聞

サムライ・ダイアリー 鸚鵡籠中記異聞

サムライ・ダイアリー 鸚鵡籠中記異聞

作家
天野純希
出版社
人間社
発売日
2011-04-29
ISBN
9784931388642
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サムライ・ダイアリー 鸚鵡籠中記異聞 / 感想・レビュー

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sofia

尾張名古屋に『鸚鵡籠中記』という細かい日記を書き続けた御畳奉行、朝日文左衛門という人が本当にいた。もし文左衛門がもう一つ、秘本日記を書いていたら、という架空な話なのだが、ゴシップ好き酒好きだから、きっとこんな人だったと思う。まあ、憎めない笑ってしまう文左衛門でした。

2023/01/21

まみ〜

以前読んだ、清水義範先生の『尾張春風伝』に少し登場した、尾張藩士で日記魔だった朝日文左衛門の日記『鸚鵡籠中記』を中心に据え、朝日文左衛門の生涯を描く📖18歳から45、6ぐらいまで、毎日毎日ず〜っと書き続けた人💥すごいです‼️日々のくだらないことから、歴史的な事件(かの有名な「刃傷・松の廊下」から「赤穂浪士討ち入り」やら「生類憐みの令」などもありました)から、尾張城下で起きた心中事件、自分の役目や結婚のことまで😵本当に普通の人でした(笑)「おいおい」と思うこともありましたが、憎めないんだよなぁ(笑)

2020/01/22

かずお

★★★★★ 日記を書く為の人生…なんだかとても深い意味が含まれてる気がした。ユーモア溢れる書きぶりだけど、決して薄っぺらな小説ではなかった。

2016/06/10

かごめ

再読だと気づいたがノンストップで読んでしまった。悪い男ではないがダメな男。奥方に苦労をさせるがやたら友達が多い。困りますねこういう人。戯作者になるとかではなく日記程度だったので、身の不幸もほどほどだったのでしょうか…滑稽でもあり哀れでもあり。でも先妻の慶は強い女性ですね。主人公にはもったいない。慶さん別れて正解です。だから思いを貫けたと思う。

2015/02/09

やむやむ

楽しかった!江戸時代に『文春』や『女性セブン』があったらこんな感じだろうな。主人公は日記では、気取って自分のことを「余」と称するが、日記中の仲間や家族との会話は名古屋弁だったり、あの時代では大ニュースだった筈の松の廊下事件や赤穂浪士の討ち入りは興味なくて数行でササッと済ませてるあたりのギャップも良く、所々で声を出して笑ってしまうユーモアと人生の悲喜劇たっぷりの1冊だった。

2020/01/12

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