池波正太郎が通った味 京都・大阪・名古屋・中部編
池波正太郎が通った味 京都・大阪・名古屋・中部編 / 感想・レビュー
讃壽鐵朗
文章の他に、岩澤一郎氏の挿絵が中身を濃くしていて素晴らしい
左近
日本を代表する時代小説家の一人、池波正太郎が贔屓にした店を実際に食べ歩く企画の第2弾。池波正太郎と言えば、少年時代から株で稼いだ金を持って遊廓に出入りしたおかげか(?)、旨い食い物にも精通し、作品中の食物描写が秀逸なことで有名。さぞかし洒落た高級店ばかり通っているんだろうと思ったら(まぁ、おおむね、庶民目線からすると高い店が並んでるけど)、日本人好みにアレンジされた、普通の中華料理屋で食べられる普通の中華料理のような、オーソドックスな味を好んでいたという。何だか意外。
2012/08/19
感想・レビューをもっと見る