道化師のためのレッスン
道化師のためのレッスン / 感想・レビュー
カツェ
大瀧詠一、糸井重里と対談して、ショートショートを書いて、花田清輝とケンカして、テレビと映画と本と落語とを縦横に駆けまわりながら、ばっさばさと直言する。小林信彦のスゴさをようやく知った。
2014/01/13
unterwelt
1984年刊行。80年代、70年代、60年代に書かれた文章が収められている。個人的には糸井重里との対談と60年代に書かれた「俗流<放送批評>を斬る」が面白かったのですが、これは今の自分が興味を持っているのは作品の中身や作者の思想ではなく、作品の受け手は如何に作品を語るべきかという事だからだと。それにしても「テレビの歴史ももう長いから、スレッカラシ風になってくるのが恰好いい、みたいな風潮があるんですよ」という30年前の言葉は今も変わってない気がします。
2018/02/24
感想・レビューをもっと見る