ゆらゆらとユーコン
ゆらゆらとユーコン / 感想・レビュー
圭
1982~89年に書かれた日本・世界各地での著者らしい川下りエッセイ。亀山湖の生活、千曲川単独行、インディアンのナバホ族との暮らし、カヌー犬ガクとのマッケンジー川下り、ユーコン川の旅、ニュージーランドの川や湖でのカヌー漕ぎ、アマゾンの日系移民の探訪、知床半島一周、長良川での活動。1978年頃のアルコール中毒や自殺の多いナホバ族居留地、1980年代にコンクリ化や汚水化が進む日本の川の急増と、大自然の中で自給しながらのマッケンジーやユーコンの旅やそこでのびのびと生きるインディアンが対照的で強く印象に残ります。
2013/12/27
hechima1106
NC
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