お父さんは時代小説が大好き: 吉野朔実劇場
お父さんは時代小説が大好き: 吉野朔実劇場 / 感想・レビュー
ほりん
漫画家吉野朔実の本についてのエッセイ漫画。「本の雑誌」に掲載。本のレビューではなくて,その本を読んだきっかけなど読書に纏わる話を,2ページから4ページのまんがにまとめている。表題作は,時代小説好きな作者のお父さんについての話で,真面目で頑固そうなお父さんが面白い。その他,漱石からケストナー,ロールシャッハテストまで,作者が好奇心旺盛なことがうかがえる。対談も3本収められている。相手の一人は歌人の穂村弘。相性が良さそう。
2014/02/01
読み人知らず
吉野さんちの家庭環境っていいよなぁ。オヤジさん、しおりひもを毎ページはさむなんてなんとイライラすることをするのでしょう^^;
2014/09/15
たま
吉野さんのこのシリーズが大好きです。分からないことや思い出せないことがあったら図書館や本屋さんで答えを探したり、一冊の本から派生して本を読んだりと、吉野さんの本との接し方は素敵だなぁと改めて思いました。また、本の感想を言い合ったり、本をおすすめしあったりするお友だちが周りにたくさんいらっしゃるようなのも羨ましく思います。読書好きあるあるもたくさん入っていて、「本屋で見かければ気になるがいつでも読めると思うといつまでも読まないのだった。」という言葉に特に共感しました。
2013/09/16
やまゆ
周りに本好きがいると勧められる本もたまっていく。もちろん自分も勧めるケド。みんなでその内容をあーだこーだ言うのは楽しそう。「つまらないほど面白い」というのはそーゆー意味か、なるほど。
2014/08/09
ショコラテ
お父さんが素敵。「咳をしても一人」は私も啄木だと思い込んでいました。でも尾崎放哉の名前が覚えられないので、これからの人生でも「啄木ではない」程度の認識で生きていくことでしょう。私も「いまさら…」と思いながら「アルジャーノン~」を数年前に読みましたが、想像以上に哀しく美しい物語でした。あれは読んで損はないですよ、吉野さん(笑)。
2010/11/11
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