沢野絵の謎
沢野絵の謎 / 感想・レビュー
えか
不思議画伯沢野ひとしの絵を、親友の三人があーでもないこーでもない、と、いじりまくる本。この本の面白さは、画伯、個々の作品に対しての三人の反応の違いです。椎名誠は、自分好みじゃない作品には、とっとと話を閉めて次にいきます。たまに絵に対して怒ったりもします。木村先生は謎の絵であればあるほど、何故か、理解できて、説明してくれます。たまに、本人以上に解る不思議😳。目黒さんは、割と理屈面から、沢野絵を理解しようと努力しますが、大概考えすぎで、不発に終わります。本人は、自身の絵の解釈を逆に、三人に聴いちゃっています。
2023/08/01
narihira
たいがいにしときや~沢野~
2015/04/21
abusan3
沢野絵をネタにあーだこーだ言う座談会。周りには一切わからない独自の基準で判断し気に入らない絵が出てくるとすぐ怒る椎名、理論だてて沢野の絵を分析しようとして毎回失敗する目黒、頼りになるかと思いきやことごとくあさっての解釈をする木村弁護士、そして世界最高のイラストレーター沢野ひとしの織り成す不思議空間が死ぬほど面白い。沢野ひとしの絵の魅力については、度々出てくる「だって普通の人はこんな絵、描かないだろ」という言葉がすべてを語っていると思う。ていうか正面の顔が描けないからマスクをつけるって発想が常軌を逸してるよ
2013/11/27
ダンスにホン!ころりん
19971220第1刷 初出 「本の雑誌」199603,7月号 その他は語り下ろし 120904本の雑誌のマスク少年、もとは眉毛がなかったんだ! そこに椎名さんが眉毛を書きたしていらしたなんて! 沢野画伯の絵は本当に味わい深くてぱいかじでも十分に楽しんだけれど、その魅力を沢野画伯、シーナさん、木村弁護士、目黒さんが語り合ったものが一冊の本になっていることにも驚いてしまった。愛すべきおじさま達だ!
2012/09/04
yura2
謎は謎のまま。。。
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