超能力株式会社の未来: 新発作的座談会
超能力株式会社の未来: 新発作的座談会 / 感想・レビュー
へくとぱすかる
いつものオジサン4人組のバカ話が実に痛快! よくも話が続くなぁと思うが、みんな発想が豊か。何の遠慮もなく発言するのがイイのだ。「縄文時代から続くPTA」なんて発想は、そう簡単に出ない! 話に彩りを添えるのが、もちろん「沢野絵」である。マネしようとしても、ゼッタイにし切れない。なお、本書でいちばん笑えるのが脚注であることは、読まれた方はみんなご存じ!
2017/09/07
えか
まずは、表紙カバーを剥がしてもらいたい。下から現れた表紙裏に、この座談会のメンバー四人の原稿が印刷されている。沢野ひとしの字は読点こそ後からの付け足しが多いが、彼の突拍子もない発言とは裏腹に、丸くて繊細な意外にも読みやすい字である。隣には打って代わって大きさこそは整っているが、荒々しい椎名誠の字がある。特徴的なのは最初書き殴ったあと、読めるか分からない文字の処を補修している点で有ろう。乱暴ではあるがアフターケアもしっかりしている、子分に慕われる古き良きガキ大将そのものを体現した字である。
2023/03/10
たまご
この発作的座談会シリーズが好きなのですが、本書で特におもしろかったのは「子供電話相談室の質問に答える」というもの。こどもの鋭い質問に全員が適当かつ大真面目に回答しているのがなんともいえない笑いを誘う。どのページから開いても大丈夫なので、ちょい読みで笑いたいときに最適。
2010/01/11
可兒
どれから読んでも面白い、発作的座談会の一冊。最初は題名からシーナSFと勘違いしていたのだが、ベクトルは違えど予想以上に笑えたのでよしとする。あと傍注GJ
2009/11/03
あおき
「こども電話相談にわしらが答える」のくだらなさに笑った。
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