KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

対訳 北斎の富士 (新・おはなし名画シリーズ)

対訳 北斎の富士 (新・おはなし名画シリーズ)

対訳 北斎の富士 (新・おはなし名画シリーズ)

作家
西村 和子
辻惟雄
出版社
博雅堂出版
発売日
2016-10-10
ISBN
9784938595562
amazonで購入する

対訳 北斎の富士 (新・おはなし名画シリーズ) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

てんちゃん

知ってるようで知らない北斎。富嶽三十六景は何となくわかりますが、富嶽百景となると知らない絵がたくさん。江戸の人々の生活を偲ばせる作品はもちろんのこと、蜘蛛の巣や漁網ごしの富士のように構図が斬新なものや、おじいさんのあくびの向こうや盃に映る富士などのユーモラスな作品。よくこんなにも思い付いて描いたなぁと感嘆です。89才で描かれた『富士越龍図』の完成度の高さ!長生きしてたくさんの絵を描いてくれて本当に良かった。日本の宝です。

2018/09/03

みさどん

よかったあ。知らないおちゃめな絵もあった。北斎自身が、70歳過ぎてからなんとか描けるようになったと書いているその気構えが素敵。寿命が短かった時代に89まで画家としての人生を全うできたなんて、それも素晴らしい。英訳は時間がゆっくりある時に・・、なんちゃって、その時間取らないだろうな。

2015/10/22

lovemys

北斎の色々が楽しめる1冊。息子氏(小3)と共に。北斎の構図が物凄く好きです♪そして、北斎のユーモア感も物凄く好きです♪北斎の作品を通じて、江戸の色々が分るのもいいなぁ~♪息子氏大好きな本所もチラリと出てきたし。大好きな江戸を思いながら、富士を眺めていた江戸っ子に想いを馳せた楽しい時間でしたー。もっと色々見てみたいなぁ~♪

2016/01/04

まあやん

70過ぎてから、やっと物の形と自然の命が分かってきた…。ほんとに天才だ。構図の大胆さには驚かされる。図書館で借りたけど、この本、持っていたいな。北斎に関する他のものも見てみたい。

2016/01/06

ヒラP@ehon.gohon

児童書にはもったいない、葛飾北斎の富士山画の解説集です。 70歳を過ぎて、自分の世界を描き始めた葛飾北斎。 その北斎が富士山に魅せられたことが良くわかります。 知っている絵もありますが、新たな発見がいっぱいありました。 英語と対訳になっているのは、海外からの旅行客も視野に入れているからでしょうか。 解説はとてもわかりやすく感じました。 そして、富士山を題材にして、構図、描き方、モチーフの設定…、自分の固定観念を試されるような内容です。 恐れ入りました。

2014/08/04

感想・レビューをもっと見る