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啓蒙かまぼこ新聞

啓蒙かまぼこ新聞

啓蒙かまぼこ新聞

作家
中島らも
出版社
ビレッジプレス
発売日
1987-12-01
ISBN
9784938598013
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啓蒙かまぼこ新聞 / 感想・レビュー

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Lily603

★★★+ 「かねてつ」というカマボコ会社の広告として掲載されてたもの(春樹さんによるあとがき『中島らもとニュー・ウエストの台頭』が目当てなんですけどね)。春樹さんは中島らもさんを「ノリがライトで、ひねりがあって、どちらかといえば個人性が勝っている」ニューウエスト(新関西)型と評している。たしかに捻くれていて(というかひねりすぎて)、まあ、正直、ついていけなかった笑 でもこういう全力で関係のないしょうもないことをやってる方がなんだかおかしみがあって商品に愛着がわきますね。

2012/07/26

Jimmy

巨匠との出会いとなった。くだらなさの中にセンスもエスプリも底知れなさも感じた。

猫森

てっちゃんと父ちゃんのオチのない3コマとか、ネットがこれだけ普及した今なら「冗談の広告」として歯牙にもかけられないと思うんだけど…真面目に広告だったんですよね。すごい。村上春樹が解説を書いている稀有な本。

2014/09/20

まもる

啓蒙かまぼこ新聞読了。本人が読者とハガキでやり合うの、ツイッターみがあって非常に面白かった。 「これは中島らもって人が『かねてつ』という架空の会社をでっちあげて1人でくだらない冗談をやってると思ってたのよ」 かまぼこ新聞読者だった村上春樹の奥さんがこう思ってたの草。解説も良かった。

2017/11/14

Kouichi Matsumura

連載時に読んだ記憶があり、その時は面白いなぁと思っただけですが、オッさんになった今読むと、なかなか深い味があります。かねてつのかまぼこ食べたくなってきた。

2014/02/15

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