いすぱにあ万華鏡 (パセオ選書 1)
いすぱにあ万華鏡 (パセオ選書 1) / 感想・レビュー
鬼山とんぼ
1991年バルセロナ五輪前に同年配のスペイン通3氏によって行われた超レア物の対談集。たぶん今では図書館でしかお目にかかれない。特筆すべきは現在は時代小説ナンバーワンの佐伯泰英で、写真家、ルポライター、アクション小説家としての経歴と、現在につながる文学、絵画、街歩きの経験の豊かさを垣間見ることができる。逢坂剛と佐伯泰英ファンを自認する人ならぜひ読んでおいてほしい一冊だ。
2016/11/14
感想・レビューをもっと見る