キレやすい子の理解と対応―学校でのアンガーマネージメント・プログラム
キレやすい子の理解と対応―学校でのアンガーマネージメント・プログラム / 感想・レビュー
riviere(りびえーる)
[再読]キレやすい子とキレにくい子はどこがどう違うのか。環境や対応をどう変えればいいのか。予防策から危機介入まで、個別対応から組織的対応までを網羅しています。幅広いわりに散漫でなく、それぞれは繋がっているのだと理解できました。「るっせーんだよ」「あいつがいなけりゃいい。死んじまえばいいんだ、センコーなんかみんな。」など現実味のある言葉を引用しているので理解しやすい。乱暴な言葉や行為の裏にある「背景」を知る大切さ。身につくまで何度も読み直したい一冊です。
2010/10/24
あんどうれおん
プロから勧められた専門書です。私自身の短気に由来する失敗の経験につきまして、経緯を反省しつつ「次」を起こさないための心得につながる指南書はないものかと身内の教育関係者に尋ねたのでした。素人の私がどこまで活用できるか、という問題はあるものの、できる限り学習したい考え方に触れられる良書だと思います。
2023/12/09
m k
アンガーマネジメントの実習を行い、見立てに苦戦している時に読んだ。第1章の部分に知りたいことがまとまっていて、とても納得した。事例の部分では、学校を挙げての不審者への対応の部分で、緊急対応への自分の知識のなさを改めて痛感した。アンガーが強い子に対して揺れずに一貫した対応をすることにも苦手さがあるため、限界設定、一貫した態度を意識しつつ、自分の不安さにも向き合っていく必要があると感じた。買って何回も読み直したい本だと感じた。
2023/02/25
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