目の前にシカの鼻息〈アウトドアエッセイ〉
目の前にシカの鼻息〈アウトドアエッセイ〉 / 感想・レビュー
小梅
釣り&アウトドアという点で森沢明夫のエッセイと共通する部分がある。字は違うが両者アキオだし(笑)樋口さんは渓流釣りとナイフなど刃物と暖炉と犬。森沢さんは海釣りとテントとバイクが真ん中にある感じですね。どちらも面白いですが、エッセイとしては森沢明夫さんの方が好きかも…
2018/02/06
R
面白アウトドアエッセーかと思いきや、本格的に山暮らしをしている作家さんの日常エッセーでありました。山での暮らし方、猟犬との絆、猟のあり方などなど、独特の哲学とともに語られる内容が興味深く面白い読み物でした。特に、犬とのやりとり、しつけや訓練、猟犬として成長する主従といった感じで読み応えがあり、犬好きに対する理解が広がったように感じます。
2015/01/10
みのにゃー
ハンターでも農家でもない作家ならではの視点。田舎暮らし(山暮らし?)に犬は絶対必要だと再確認。猟師のHさんがモデルという『約束の地』を読んでみたい。熊を簡単に駆除することも、駆除したハンターを糾弾することも間違いだという考えに同意。
2015/03/10
6(ロク)
氏の作品のそのスケールの大きさに伴ったリアリズムが何故きちんと備わっているのか?が理解できる一冊でした、実体験や経験によって出た答えが彼の全ての言葉や物語のベースなのですね、とても良いエッセイでした。
2017/12/25
あきひと
趣味のフライフィッシングや山での生活を綴ったエッセイ。田舎暮らしの苦労もあれど、ユーモアたっぷりで笑わせてもらいました。
2020/12/31
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