激論! ひきこもり
激論! ひきこもり / 感想・レビュー
ブルーツ・リー
昨日、儒教思想を擁護しちゃった手前、保守派の工藤とか言う人を擁護しなきゃならんのかも知れないが、二元論たって、引きこもりの人の最終目標を、全て就労に定めるやり方や、強引に寮に連れ去るやり方は、目的のためならば何をやってもいいという事にならないか。 大切なのは、自発性なのであって、自らの意志で、家から出よう!とか、仕事を始めよう!と思い、行動する事が大事であり、人から強制される類の事では無いのではないか。 環境と、体調とが整えば、自分から就労に向かうだろう…。 周囲にできる事は、環境を整えるくらいでは?
2021/08/03
ケンジ スギモト
支援者や医療者側からの視点で当事者の視点がないのが難点だけども、あえて乱暴に云えば「刺激的」で面白かった。歯に衣着せぬ二人の本音の対話はひきこもり支援を巡る視点の違いも明示していて興味深い。特に全く知らなかった工藤定次さんという人の知性と魅力は抗いがたい。
2011/06/19
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