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あの人がいた

あの人がいた

あの人がいた

作家
矢崎 泰久
街から舎
和田誠
出版社
街から舎
発売日
2014-07-01
ISBN
9784939139123
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あの人がいた / 感想・レビュー

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susie

著者が友人たちの受勲にいちいちこだわっていたりする左翼なかんじはちょっと理解できないけど、本来アウトサイダーであるべき人たちがいつの間にかそうでなくなっていたという苦さが本書を貫いていて(全員がそうというわけではないが)、貴重な回想録だと思う。面白い。

2012/01/24

ひでき

廃刊になった「話の特集」の執筆者で故人の想い出を元編集長の矢崎泰久が書いたエッセイ集だ。私の母が永さんの奥さんと友達で私自信が小林信彦が好きだったこともあり登場人物に、小中学校の頃の公務員の息子のませた私は「粋」を感じて憧れていた。中年御三家のテープを繰り返し聴いた。あの時感じた本質的な生き方=「粋」が、本書で語られる「賭け麻雀」「くすり」「猥談」など今は「裏」の世界になった。国が合法と決めたパチンコが駅前に違和感を感じ、国に与えられた楽な生き方に息が詰まっていた私に「粋」とは何かを想い出させてくれた。

2012/01/29

ここちゃん

雑誌「話の特集」の編集長。大学時代に夢中になって読んでいた雑誌。その彼がつきあった人をエッセイに書いた本。面白い。読め。読め。

2012/02/20

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