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けばけば

けばけば

けばけば

作家
北川悠仁
村上隆
出版社
Kaikai Kiki
発売日
2003-04-01
ISBN
9784939148095
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けばけば / 感想・レビュー

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そる

これはゆずの北川悠仁が文、村上隆さんがイラストを描いてます。ゆずのコンサートのツアーグッズと共に買いました。最初はもったいなくて出してませんでしたが、いつまでも取っておいてもしょうがない、と子供に読んでました。けばけばはいろんな色を持っている生物?妖精?鳥や空や花が困っていると色をあげていきます。あげると元気になってくれるけど自分からは色がなくなっていく。でも最後は真っ白な雲になって青い空を気持ちよさそうに浮かぶ、というもの。子供向けでもないようですが、世界は伝わります。

galoisbaobab

すべてを捨て去った時に残るのは悲しみではないなにかだよね

2017/07/22

けん

図書館で見つけた瞬間に嬉しくて「あっ!」と少し大きめの声を出してしまいました。たくさんの色を持ったけばけばが色を失って悲しんでいる人たちに色を分け与えていく。それで笑顔になってくれたら嬉しいけど、でも、自分は確実にすり減っていく。悲しい終わりが見えたあとに、救いが待っていたのは、ゆずっぽかった。 村上隆さんのイラストを見ていると「アゲイン2」が聴きたくなってきました。

2016/03/19

山猫

夫人の高島彩がTVで語っていたので、読んでみた。寝る前のお父さんの即興の素人童話をまとめた感じで、もうひとひねりあってもよかったかなと思う。コロコロしていたけばけばがどんどんほっそりしていくアイデアの絵はいい。

2017/04/22

allite510@Lamb & Wool

「ゆず」の北川悠仁と村上隆による2003年の絵本。素直に読むと「幸福の王子」や「にじいろのさかな」が既にあるからもういいや、という感じはあるにはある。が、タイトルの「けばけば」も英題の「gaudy tawdry」も下品というようなニュアンスがあることから考えると「どうせあんたが持ってるのは大したもんでもないんだから全部放出してしまえよ!」というメッセージに取れなくもない。まあでも、それは考え過ぎ、ということにしておこう。

2018/04/07

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