半七捕物帳 3 年代版
半七捕物帳 3 年代版 / 感想・レビュー
チャーリブ
この本には8つの作品が収められていますがいずれも再読でした。その中の「川越次郎兵衛」と「金の蝋燭」には身投げの話が出てきますが、いずれも夫に報復するための身投げです。当時の大川(隅田川)は身投げの本場だったようで、女の身投げは助けるが、男は助けないという慣行があったとも書いてあります。男は覚悟の上だから救わないということらしいです。現代人の感覚ではとうてい承服できないことも書いてあるところがかえって興味深いです。今回も切絵図と見比べながら読んだので、時間がかかりました。○
2023/04/30
mimi02
☆3
2021/01/13
感想・レビューをもっと見る