時代の風音
時代の風音 / 感想・レビュー
keroppi
宮崎駿「君たちはどう生きるか」を観た時に、冒頭の東京大空襲のシーンが、宮崎駿が以前映画化したいと言っていた堀田善衛「方丈記私記」のイメージに重なった。そんなこともあって、この本をもう一度読みたくなった。司馬遼太郎、堀田善衛、宮崎駿の鼎談は、21世紀を前にして、世界を歴史を駆け巡る。宮崎駿のあとがきによると、お二人は「人間は度し難い」と話されていたとのこと。この当時より、救いようがないくらい悪化している世界情勢。本当に人間は度し難いのか。
2023/10/13
keroppi
日本を代表する「知」なる人三人が、国家、宗教、日本人、世界、イスラム、等を語り合う。よくぞこんな事が実現出来たものだと感心しつつ、そこで語られていることの深さに感銘を受けた。20年も前の対談ながら、現在にも鋭く刺さってくる。
2015/02/04
TAKAO
UPU出版20年以上の対談だが、3人の話がスムーズで、読みやすかった。
2015/12/10
光太郎
面白かった
2022/11/19
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