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皆殺しブック・レヴュー: かくも雅かな書評鼎談

皆殺しブック・レヴュー: かくも雅かな書評鼎談

皆殺しブック・レヴュー: かくも雅かな書評鼎談

作家
佐藤亜紀
出版社
四谷ラウンド
発売日
1997-07-01
ISBN
9784946515095
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皆殺しブック・レヴュー: かくも雅かな書評鼎談 / 感想・レビュー

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傘緑

「松原:それにしてもセーターも買わずにシブい本読んでいたなんて 佐藤:私も就職するまで、自分の服を自分で買ったことがなかった」佐藤亜紀を目当てに読んだが、鼎談相手の福田と松原の怒涛のしゃべりに圧されて、調整役に回っていて言葉少なな印象。ちょっと意外かなw ショーレムの『ユダヤ神秘主義』「佐藤:祖国が本の中にしかないというのが面白いんですね。その本を、それこそすり切れるまで読んで、一つひとつの文章に解釈をてんこ盛りにして、その解釈をまた解釈して、幻想の国を成り立たせる」読むを書くと換えればそのままペレック本

2017/01/31

よみ

この本自体が1997年刊行とやや古く、加えて社会派な内容を多く含むため、当時の時流を垣間見るには有用性の高い資料ではないかと思います。 一方で、ここで紹介された本を読みたくなるかと言われれば、まったくそういう雰囲気ではありません。

2022/06/30

harass

図書館の取り寄せ貸出で借りたため自分が予想した本とはずいぶん違っていて困惑。月刊誌の書評対談をまとめたもの。お目当ての佐藤亜紀はこの対談では大して発言していない。取り上げる本が小説以外のものが多かった。これまで自分が読んで感銘を受けた本が数冊取り上げられていた。そしてどれもが酷評されているんだが、反論したいというより言われてみればそうだなと納得してしまう視点があった。読みたいなと思う本もあったので良しとしたい。

2013/02/22

ホレイシア

はっきり言って、ここでの佐藤氏は控え目である。ここで結構いばっている福田和也氏が文庫版「1809ナポレオン暗殺」の解説を頼まれて、わかったかどうか自信はないが、とか書いているのがちょっとおかしい。

2008/01/05

Akira Kumoi

この鼎談の実質的な進行役である文芸評論家の福田和也さんは辛口書評集「作家の値うち」で知り、その後月刊誌「サーカス」で石丸元章さんとやってた連載が面白くて好きになりました。毎回揚げ物食べながらヨタ話するやつ。この本は18年前のもので、取り上げられている本の中にはもう絶版になっているものも多かったのですが、読ませます。入手できた奇跡に感謝。

2015/08/02

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