中学生の教科書-美への渇き
中学生の教科書-美への渇き / 感想・レビュー
モリー
中学生向きの教科の入門書かと思いきや、さにあらず。また、易しい文体で記述されているが理解するのは骨が折れると思う。それでも、もしもタイムトラベルが可能なら、中学生の自分に届けたい。おそらく中学生の私が読んだら、半分も理解できないだろう。だが、ある種の“渇き”を感じることは間違いない。読み終えてから改めてタイトルの下の副題を見ると、「美への渇き」と書いてある。また、帯には、『学問の根底には「美」へのあくなき渇仰がある』と。そうか、この本の編集の意図は、中学生の喉を潤すのではなく、カラカラにさせたかったのだ!
2018/12/30
ガミ
5教科や道徳・体育の各教科における「美」を書く専門家から語られた書です。正直、内容は中学生には難しいと思いました。体育での「気持ちの持ち用」が一番身近に感じられるものでしょうか。どんな困難も前向きに取り組むこと、それを感じ取れました。英語については、よく言われる「英語を学ぶことで何ができるか」を改めて再確認しました。どううまく伝えるかが勝負どころなんだよなー。なかなか難しいのですが…。
2017/01/29
mft
小林昭七(数学)の文章を読むつもりで手に取った本だったのだが、宗茂(体育)の根性論と吉本隆明(社会)の国家論が良くも悪くも印象に残る。中学生の教科書シリーズはもう一冊あるようだが、もういいや
2017/11/24
プリシラ
中学生だけにはもったいない大人も読むべき教科書。
2012/01/29
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