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Blue Rose (i novels)

Blue Rose (i novels)

Blue Rose (i novels)

作家
榎田尤利
金ひかる
出版社
雄飛
発売日
2001-01-01
ISBN
9784946569524
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Blue Rose (i novels) / 感想・レビュー

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えんび@灯れ松明の火(文さんに賛同)

高級男娼・百瀬青が売るのは「愛」。客の心の中の闇に優しく触れる青。陳腐な売りセリフも、きっちり向かい合い、誠心誠意を持って寄り添われる1週間で本物になる。それぞれの客と、偶然再会した幼なじみによって、青の抱えている重い過去が見えてくる。3話とも、個性的な客がいろいろな理由で青を買うのですが、お気に入りはサディストの外科医。オンオフの切り替え、ギャップが大きい攻めでした(笑)古い作品ですが、最初からグイグイ引き込まれる榎田作品。読友さんのおすすめ。

2011/06/21

蜜葉

一週間愛を売る高級男娼青のオムニバス。中学生まで幸せな家庭に育った青が、なぜ高級男娼になったか謎は深まるばかり。かつての親友トオルがちょっとうざったらしい。

2014/12/17

森本コスオ

絵は、あまり好きではない。物語の主軸になる百瀬青からの視点ではなく、章ごとに彼と関わる人物から彼を観察するような話の流れ。高級男娼として「愛」を売る、青。彼から漂う魅力と痛み。それに惹き付けられる客。二章まで客視点だったが、三章は同級生だった毛利トオル視点に。主軸からかなり離れた話になるかと思ったけど、青の過去に触れ彼がなぜ男娼になったのかが明かされ始める。だけどまだ総てを明かしきれていない部分も。なんだかもどかしい…( ´н`)

2011/09/24

なつなみ

一週間という期限で愛を売る青薔薇こと百瀬青。彼を買う人々も色々抱え込んでいるのに、難なく心に入り込む青。幼馴染みの出現で最後はここに落ち着くのかなーと思いきや、そこには「友情」しかなく、それがまた凄く素敵。新装版があるということなのでそちらも読む予定。

2014/12/21

すめらぎ

☆☆☆☆☆男娼という難しいテーマを上手に書ききっている。主人公の青はなにやら壮絶な過去を背負っていそうだけど、結局最後まで内容は明かされず。でも、最後まで読んで中途半端な感じがしないのは榎田さんの筆力のせい?

2014/05/13

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