芳年―狂懐の神々
芳年―狂懐の神々 / 感想・レビュー
おおた
芳年の画集と思って買った学生時代、まさかエラスムスやらSF映画のポスターやらが載ってるメディア論集だとは思わなかったけど、雑多さが今の本にはないおもしろさがあるかも。芳年の個々の浮世絵について解説がほとんどないので、そういうのは近年の印刷がきれいな本に任せて、天沢退二郞や赤江瀑など昭和の終わりに書かれた美術論を期待して読むのが吉。学生時代から処分せずに残ってる数少ない本の一つ(あとは『ナボコフのロシア文学講義』とか)。
2018/09/08
AZUKI
好きな作家さんが載っていて嬉しかった。芳年さんの絵は迫力があって凄い。私は芳年さんの猫の浮世絵が好きですが、この本は血みどろ絵が満載でした。三島由紀夫さんの「不道徳教育講座」の表紙ってこんなんだったんですね。(本人の写真!)復刻して欲しいものです。
2013/11/15
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