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東南アジア四次元日記

東南アジア四次元日記

東南アジア四次元日記

作家
宮田珠己
出版社
旅行人
発売日
1997-06-20
ISBN
9784947702104
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東南アジア四次元日記 / 感想・レビュー

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おいしゃん

とにかくカオスな旅行記。手放しに面白い!特に旅程がハードなわけでも、武装地帯に乗り込んだわけでもなく、会社を辞め、ただただ東南アジア各国の変な石像を訪ね歩くだけなのだが、写真付きで紹介されるそれらは、もれなく素っ頓狂。しかも感心するほどリアル。排便している男とそれを掃除しようとする男、針山に登る苦行の最中に尻を犬に噛まれている男の石像などなど…が堂々と神聖な寺に鎮座している。すごい国だ。会社休んで今すぐ行きたくなった。

2015/08/03

さくちゃん

最初は文章がちょっとスベってる…?って感じたけれど、ミャンマーあたりから場所そのものの魅力も相まってかどんどんハマってきて笑っちゃいました。マウントポッパ、気になるな~。この本では東南アジアの国々を一通り巡っているけれどミャンマーの話が一番濃くて面白かったです。

2016/03/02

ぬらりひょん

「旅を終えて、今どんな気分かというと、十年も勤めた会社を辞め経歴も何も棒に振って、よくもこんなくだらないことが出来たものだという充実感でいっぱいである」すてきだ!宮田珠己。東南アジアのお寺が中心なんだけど、ほんとにこれが存在するのかと疑ってしまうくらいふざけてる。これは宮田さんの妄想ワールドではなかろうか。

2014/01/13

すぎえ

『いつまでもいつまでもさつまいも。』 『神もみそ汁。』ここにでたくだらなーい言葉使いが本文のそこかしこにでてくる。人生の何割かはこんなくだらないものでうめてもいいなって思わせてくれる本だ。行きたいとこいって、生きたいように生きて。まぁ、貯金を切り崩したり、入金がいつなんだってなっているらしいですが。ほんと好きだ。おもしろい。

2009/06/13

シラヌイ

タマキングさんのデビュー作?なのかな、これ。会社を辞めてふらふらと東南アジア各国を巡る旅。今ほど文章が練られてないけど充分に面白い。奇っ怪な仏像やら建物やらばかりに目が向くこの人の思考自体が四次元なのでは、と思った。

2009/08/10

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