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しりたいねん

しりたいねん

しりたいねん

作家
灰谷健次郎
石川文洋
出版社
倫書房
発売日
1997-08-01
ISBN
9784947711045
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しりたいねん / 感想・レビュー

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やすらぎ

子どもたちは、知りたいことが山ほどあります。…人と違って動物は悪い目をしていない。何でだろう。…お人形は百貨店に沢山売っているけど、わたしはたったひとり。どこにもいない、ここにいるだけ。…昔、地球は暗かった。星は今よりもっと近くに見えた。遠くなってしまったのだろうか。…仲のよかった人たちがどうして喧嘩ばかりしているのかしりたいねん。…先生は何の心を持っていて、わたしは何の心を持っているのですか。…蝶々、どこに行くの。待って。学校に遅れるから、さようなら。…いつの時代も、児童の詩集は真っ直ぐで胸に響きます。

2021/09/11

lonesome

なるほど、そういうことか。最後に初出一覧を見て謎が解けた。四歳や小学生の低学年の子供の感性ってこんなにすごいのかと驚いたり面白さに笑ったり。自分がこのくらいの子供だったころはどんな子供だっただろうか。純粋な言葉を並べられたかな。それとも大人が喜びそうな言葉を選んで詩を書いたかな。今の子供も昔の子供も根っこは変わっていないのかもしれないけれど、確かに違う部分があるように思う。詩を読みながら何度もすごいなあとか天才!と思いながら楽しく読みました。

2014/01/25

Kaz

良い詩。良い写真。双方共が生き生きとしていて、心にしみてくる。のだが・・・。詩と写真の関連が全くつかめない。私にはレベルが高すぎたようだ。

2014/05/08

kaguyam

時々読みたくなる一冊 4~10歳位までの子供たちの詩集。 泣きそうになったりちょっと笑ったり、おおらかな時代を感じます。 ぼくは おかあさんのかげだけ ふまないであるいた だって おかあさんがだいじだから かげまでふまないんだ

2014/05/17

貧家ピー

3歳から11歳ぐらいまでの子供の詩に、石川文洋の写真を撮り合わせた。 本当に子どもが書いたのか、と思うほど日常を切り取っている。 表題作がむっちゃいい。

2019/11/10

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