早稲田文学7
早稲田文学7 / 感想・レビュー
そのじつ
もちろん表紙のソローキン写真と「テルリヤ」抄訳めあて。ほんの数ページだが読めて嬉しい。はやく全訳版を読みたい。主人公たるゲイカップルふたりの家族の歴史が披瀝されるくだりが何故だかすごく好きだ。それが運命に影響を与えているようで、さして意味がなかったり。「テルリヤ」の後に対談が入っていたのだが、そこで初めて知る事実。「愛」を翻訳中だった亀山郁夫に、ソローキンは東京外語大へ招かれていた!悩んだ末、話を受けて日本の大学で講義をした時期があったそうだ。亀山先生!いい仕事してはる・・・。
2017/11/23
atomos
ウラジーミル・ソローキンの最新長篇『テルリヤ』の第48章が、松下隆志さんの翻訳で掲載されている。ハネムーンでスターリン・ソヴィエト社会主義共和国(CCCP)を訪れたゲイカップルの話。はやく全訳が読みたいよ!っていう生殺し状態になれます。そのほか、ソローキンさんの巻頭グラビア、早稲田での座談会の様子も収録されていて、ソローキン充できウハウハです。
2014/03/11
zumi
「テルリヤ」は抄(48章のみ)だが、これだけでも面白い。今年秋刊行の書籍が期待できる。「村Q春樹」は、これから中国語版を読もうと考えている私にとっては、興味深いことが色々と書いてあった。座談会は、こうして文字になったものを改めて読むと、記憶が蘇ってきますね。『abさんごoriginal』読みたくなってきたが...(早稲田文学5に掲載されたものは、本当にうつらうつらしながらでしか読めなかったからなあ...)
2014/06/01
Yukiko Sumita
ソローキン!
2014/02/22
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