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村上朝日堂

村上朝日堂

村上朝日堂

作家
村上春樹
安西水丸
出版社
若林出版企画
発売日
1984-01-01
ISBN
9784948718067
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村上朝日堂 / 感想・レビュー

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へくとぱすかる

読書メーター登録2000冊目「ミレニアム」。あの頃は、どうしていたのかなぁと、村上さんが回想しながら語っているような、そんなライト・エッセイ。電車の切符をなくさないために、耳の穴につっこむとかは、とても私にはできないが、改札前でポケットやカバンの底を手探りするなど、ふつうにやっているので、何とか他のやり方を編み出したいものだ。豆腐は私も好きだけど、今や「近所の豆腐屋」というものがない時代なので困る。ところで、安西水丸・文、村上春樹・イラスト、という逆転エッセイは貴重だ。千倉の海は、今はどんな海なんだろう。

2019/11/26

akane_beach

暇つぶしに最高の本。緊張感なさ過ぎてなかなか読了出来なかった。他と併読がいいかも。35歳頃の村上春樹の日常で感じた短いエッセイとこれまたゆるい安西水丸のイラストのコラボ。一つの話が見開き。力は抜けているがやはり村上春樹で、普通の人が気にも留めない日常をあれこれ観察して、的を射たユーモアたっぷり言葉で綴っている。さらりとした毒舌が面白いし、今なら問題になりそうな暴言も多々。昔は世間もいろんな意味で寛容だったんだなぁと。最後の千倉出身の水丸氏のインタビューは最高に笑える。ひじきで歯磨きとか!

2014/06/07

yarake isuke

文庫本で読んだつもりだったが読んでいなかった。文章の書き方や、学生結婚について、正月についてが面白かった。この名コンビの初期作品を読めて幸せです。

2011/09/27

utk

小説とはまた違うけど、やっぱり読ませるなぁって感じます。こういう千倉の波に(どんくら激しいのか知らないけれど)たゆたっている様な、レイドバックした雰囲気の文章に流されて、今やるべきところから少し離れた所で時間を過ごしそうになります。

2011/07/21

妄想姉妹

千倉に行ってみたくなった。安西水丸の知り合いを装ってその辺の人に金を借りてみよう。

2010/05/24

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