絵本クロがいた夏 新装版
絵本クロがいた夏 新装版 / 感想・レビュー
yomineko
読み友様からのご紹介本です📚中沢啓二さん、夏、、、題名と著者だけで分かってしまうラスト😢かわいい捨て猫のクロ。本当にかわいい。家族の幸せな生活があの爆弾で一瞬にして壊れてしまう。みんなを助けて逝ったクロが悲しい。平和な世の中で幸せに一生、みんなが暮らせればそれだけでいい。
2022/08/23
たまきら
読み友さんの感想から。中沢さんの飼っていた猫・クロとの出会いから悲しい別れまでを描いた作品です。早乙女勝元さんの東京大空襲と猫をテーマにした作品「猫は生きている」とともに、「戦場だった日本」を忘れないために読み継いでいきたい本だと感じました。そして世界に日本の戦時状況を知ってほしい。盲信がまたこの国を戦場にする前に。
2022/08/19
Gummo
絵本というか漫画。タイトルが「クロがいた〜」と過去形になっていることがストーリーを暗示している。そして、「夏」とは「昭和20年の広島の夏」である。戦火の犠牲になるのは人間だけではない。大切な愛おしい「家族」を、ある日突然無慈悲かつ理不尽に奪われる。なんとも哀しい物語だ。
2016/12/07
どあら
図書館で借りて再読。戦争はしてはいけない‼️
2022/08/12
志
『はだしのゲン』にクロの話がくっつき、原爆投下のシーンをコンパクトにまとめたような絵本(漫画)です。『はだしのゲン』で衝撃的だった、爆風と熱でやられヒトの姿をしていない人たちの描写もあります。短い絵本ですがインパクトは大きいです。被爆後の後遺症についてはふれられていません。
2016/03/17
感想・レビューをもっと見る