手の女(ひと)~買えば何でもあるのに、なぜ、あなたはつくるのですか~
手の女(ひと)~買えば何でもあるのに、なぜ、あなたはつくるのですか~ / 感想・レビュー
たまきら
丁寧に女性たちの手仕事と生き方を紹介する本の巻末に登場されていたのは、塩山さんだった。彼女とみのりちゃんのあの頃を思い出し、胸が少し重くなった。生きていることのありがたさ、奇跡を思う。作ることのできるすべてがありがたい。健康も、パートナーも、娘も、友人も、環境も…。それが作るということなんだと思う。
2020/09/20
ユウティ
好きな本だ。『買えば何でもあるのに、なぜ、あなたはつくるのですか』当たり前の質問ではあるけれど、表紙のビジュアルと共にずしんとくる。7人のエッセイを読みつつ、自分はなんでだろうなあ、と考える。皆さんお裁縫と日々の暮らしが繋がっていて、作ることがその人自身みたいなところがあった。だから物作りの本は自然と暮らしの本のようになっていくんだなと実感した。説明に省略なしのシャツの作り方は20ページくらいあって、教科書として助けになってくれそう。
2023/12/18
あるぱか
伊東まさこさんや根本きこさんなど好きな方がたくさん登場しており、気になった本。洋裁にまつわるエッセイが収録されていました。同じ型紙でも、その人の考えや生活でこんなに作るものが違うのかとびっくり。また改めて自分に必要なものとはなんだろうと、お買い物する気持ちのを考えさせられました。
2023/10/27
ジュースの素
「買えば何でもあるのに、なぜあなたは作るのですか」がこの本の主旨。7人の女性のエッセイを読むと、ほぼ共通するのは母親が手作りする人だった事で、家に布や毛糸がいつもあった事。実は私も全く同じ境遇。 買えばカンタンだが常に何かを作る。作る際に考える、これがいいのだろうな。
2021/09/17
高野
洋裁超初心者の私。いろいろな人の洋裁のエッセイが読みたくて買ったものの、皆さんの雰囲気が似ていてあまりバリエーションを感じられず。シャツの縫い方もかなり詳しく書いてあって、その通りに進めばシャツは完成するんだろうなというくらいの細かい仕様。でもゴリゴリに本格的過ぎて、素人はビビりました。the職人という本。
2020/09/13
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