ヱクリヲ8
ヱクリヲ8 / 感想・レビュー
藤月はな(灯れ松明の火)
この本を見つけた時は本当に幸運だった。大好きなニコラス・ウィンディング・レフン監督作品についてここまでたっぷりと掘り下げられた雑誌を見つけることが出来たのだから。インタビューだけでなく、作品同士に通じるモチーフの意味や作品に内在する監督の一部などがここまで読み解かれたものはないだろう。そして言葉を技術として見たSFの解説も斬新だし、キズナアイやFGO、ゾンビ、PSYCHO-PASSなどのカルチャーを現実に存在するSFとして扱っているのには心が躍ります。執筆者は殆どが私と同年代という所がまた、凄いな!
2018/12/03
阿部義彦
批評家の佐々木敦が若手を積極的に起用するクリティックマガジンです。テーマがSFなのでこの雑誌初買いです。音楽評論家とばかり自分では思ってた佐々木敦さん、文学映画をはじめサブカル全般に渡って広く活動をしてらっしゃいます。SF A to Z そして筒井康隆論が面白かったです。前号で特集した「音楽批評のオルタナティブ」のチャートについてかなり反響が合ったらしくその再特集と新たなチャート図表ものっており、そっちも面白かったです、実は前号つらつら見て面白そうだとは思ったが買おうかなと思ってる内に売れてた。無念!
2018/06/15
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