まちカドかがく (ネコノス文庫, イ1-1)
まちカドかがく (ネコノス文庫, イ1-1) / 感想・レビュー
Norico
サンキュータツオさん目当てで。この本できたいきさつなども存じあげず、他の方は初めて読んだのですが、小説なのか?自叙伝なのか?どういうジャンルの本か分からず最初少し困惑。面白かったけど。サンキューさんのポイズンガールズバンド考察も興味深い。まだ活動されてるのかな?ライブ行ってみたくなります
2021/11/01
morelemon
三者三様の文章が入る文庫。この辺は元が同人誌故でしょうか。SF小説と私小説風なものとお笑いコンビPOISON GIRL BAND論。ごった煮感もありますがそれぞれの個性が見えてよかったです。
2021/09/12
まつだ
作者3名、3部構成の分厚い文庫。ひとつはSF。脳を支援するデバイス少女と遺伝子少女。おそらく作者から見て、科学の到達はこのあたりなんだろうな、と思える設定。ひとつは日常の短編。旅行、写真、動画なんぞより、子供にとっては一度のネットワークプレイが思い出として鮮烈なんだな。いまそこにあるSFともいえる。ひとつは、漫才師ポイズンガールバンドの芸の推移を通して、漫才の歴史の一部を垣間見る論文。人は「私が笑うにふさわしいか」とか考えてみてるんかな。収録ネタは読むのと実際に演じられるのとではテンポが違うんだろう。
2021/06/25
はひへほ
いんよう!というポッドキャストを聞いて、三人の会話が面白かったので、読んでみた。 『ブラーファ少女とクローラガール』は曜さんの思考や趣向が出ていて面白かった。FFPEはポッドキャストの語りからイメージしてたのとは違った語り口で、面白かった。POISON GIRL BAND論は漫才を解剖していくのは新鮮これもまた面白かった。 自分も文章を書きたいという欲が刺激された一冊だった。
2022/09/16
いちと
読了。 牧野曜さんの小説がわたしの好きゾーンに刺さりまくり、図書館で借りて8割方読んだのに買ってしまったほど。 この続きどこで読めますか(真顔) なんかこう、10代で初めて触れてハマったSFの世界にまた引き戻される感覚。 星新一とか光瀬龍とか。 ヤンデル先生の作品はエッセイのような私小説のような不思議な世界観で、読み終えたあとしばしぽやんとしてしまう。 サンキュータツオさんの論説は、お笑い知らない民をも引き込む濃厚なおもしろさ。
2022/03/02
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