誰かが放り出した仕事のしわ寄せはどこにいくの? 読む人の心をざわつかせる仕事+食べもの+恋愛小説《芥川賞受賞作》 『おいしいごはんが食べられますように』(高瀬隼子/講談社) 悪気がなく正しさを押し付けてくる人がどうしようもなく憎く思えてしまうことがある。「コンビニ飯ばかり食べるなんて体に悪い」「忙しくても自炊した方がいい」「体の調子が悪いなら仕事は休ん… もっと見る