笑いのある世界に生まれたということ (講談社+α新書)
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「笑いのある世界に生まれたということ (講談社+α新書)」のおすすめレビュー
売れてる芸人を「どうせ一発屋」となじる人は頭がワルい証拠!?EXIT兼近大樹×脳科学者の中野信子が送る、タメになる辛口お笑い論
『笑いのある世界に生まれたということ』(中野信子、兼近大樹/講談社) お笑いコンビ・EXITの兼近大樹と、脳科学者の中野信子が、「ヒト」と「笑い」の関係についてガチで対話した共著『笑いのある世界に生まれたということ』(講談社)を刊行した。人間への洞察力がつき、自分自身や仕事にも大きなヒントになる一冊だという。 ちなみに、中野氏といえば、元MENSA会員で医学博士で大学教授…というマッチョな肩書きを持つ脳科学者。一方の兼近は中卒のチャラ男。この本を手に取った人はまず、「この2人の対談は成り立つのか」という疑問を抱くかもしれない。 しかし、そんな疑問はすぐに払拭されるはずだ。本書によれば、兼近のチャラさは単なる「フリ」で、実をいうと相当ストイックな勉強家であるらしい。中野氏が言うには、兼近は学歴とは関係なく、生き抜くための知恵とスキルを持つ「地アタマのいい人」。対談では、中野氏が脳科学とお勉強担当、兼近がお笑いとエンタメ担当、という感じで、お互いの知識と意見を対等にぶつけ合っている。 ●「イジり」と「イジメ」の違い 2人が芸人論を語り合うくだりでは、「イジり」と「イジメ」…
2023/11/11
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