『この限りある世界で』(小林由香/双葉社) 未成年による凶悪犯罪が起こってしまったとき、世間ではよく厳罰化の議論がまきおこる。現在の「少年法」では満14歳以上で罪…
文芸・カルチャー
2023/6/22
『無名の剣中国幻想選』(鮫島圓/双葉社) 中国の古典文学をコミカライズした『中国幻想選シリーズ』。『竜王の娘』『狐の掟』に続く第3弾が『無名の剣中国幻想選』(鮫…
マンガ
2023/6/22
『ほろよい読書 おかわり(双葉文庫)』(青山美智子、朱野帰子、一穂ミチ、奥田亜希子、西條奈加/双葉社) “今日も一日よくがんばった自分に、ご褒美の一杯を” 上記のキ…
文芸・カルチャー
2023/5/17
『怪談青柳屋敷(双葉文庫)』(青柳碧人/双葉社) きっとこの世界には普通の人間には知覚できない、魑魅魍魎の類が跋扈している。そして、そんな存在が時折、何の気の迷…
文芸・カルチャー
2023/5/16
『ヨモツイクサ』(知念実希人/双葉社) ここから先、立ち入るべからず。神社の裏手などにこうした看板が掲げられているのを見たことはないだろうか。そうした場所はいわ…
文芸・カルチャー
2023/5/16
『三河雑兵心得 1 足軽仁義』(井原忠政/双葉社) 戦国時代の三河を舞台に、名もなき雑兵の出世物語を描いた小説『三河雑兵心得』シリーズ(井原忠政/双葉文庫)。『この…
文芸・カルチャー
2023/4/21
『行きつ戻りつ死ぬまで思案中』(垣谷美雨/双葉社) 50歳も過ぎてくると、写真に写った自分の姿に「げ、歳とったな…」と思う瞬間が増えてくる。記憶力も体力も落ちてくる…
文芸・カルチャー
2023/4/19
難病「好酸球性胃腸炎」の発症をきっかけに、YouTubeで作品を配信し始めた漫画家の寺田浩晃さん。教室で浮いてしまったり、家族からの愛情を受けられなかったりと、さまざ…
マンガ
2023/4/19
『それでも旅に出るカフェ』(近藤史恵/双葉社) 遠くに出かけられないコロナ禍という時間に、翼をもがれたような不自由さを感じていた。旅もできない。外食もできない。…
文芸・カルチャー
2023/4/19
『27000冊ガーデン』(大崎梢/双葉社) 元書店員の経験を生かして書いた書店ミステリ『配達あかずきん』で作家デビューした大崎梢さん。同作から連なる「成風堂書店事件メ…
文芸・カルチャー
2023/4/19
『まずはこれ食べて』(原田ひ香/双葉文庫) 疲れている時、心が荒んでいる時、温かいご飯をお腹に入れると、それだけでホッとする。しかし、そういう時ほど忙しさにかま…
文芸・カルチャー
2023/4/14
文庫だけで300万部を突破し、海外でも高く評価されている湊かなえさんのデビュー作『告白』。『呪術廻戦』著者・芥見下々さんの描き下ろしイラストによる限定幅広帯バージ…
文芸・カルチャー
2023/4/1
『百人組頭仁義』(井原忠政/双葉社) 「ああッ、ここ、鉄笠が凹んどるがね」「これで厄落としだら、今日はきっとええことがあるがや」。歴史小説は大の苦手という人でも…
文芸・カルチャー
2023/3/31
『上海灯蛾』(上田早夕里/双葉社) 「一月往ぬる二月逃げる三月去る」と言われるが、このあいだお正月だったと思ったら、もう3月。月日の早さに心がザワついてしまうとき…
文芸・カルチャー
2023/3/28
『切願 自選ミステリー短編集』(長岡弘樹/双葉文庫) どっしりとした重厚な長編ミステリーもいいが、技巧の光る短編ミステリーで「そうきたか!」の驚きを味わいたい。そ…
文芸・カルチャー
2023/3/23
『グランマの憂鬱』(高口里純/双葉社) 最近、古来の文献に「最近の若い者はこうだからいけない」という内容が書いてあると知った。いつの世も年を重ねた人は若者との隔…
マンガ
2023/3/16
白い仮面と黒い全身タイツ姿でYouTuberとしても活動し、ホラーな作風を得意とするウェブライター・雨穴さん。昨年、原案をつとめたTVドラマシリーズ「何かおかしい」も話…
エンタメ
2023/3/15
『キングメーカー』(本城雅人/双葉社) 長年にわたり永田町を裏で操り、総裁選の動向すらも手中におさめていた記者がいた――という、昭和のフィクサーをめぐる政界とメデ…
文芸・カルチャー
2023/3/15
『こんな日は喫茶ドードーで雨宿り。』(標野凪/双葉社) 駅から続く坂を上りきり、路地に入った先にある「おひとりさま専用カフェ喫茶ドードー」。その看板に書かれたメ…
文芸・カルチャー
2023/3/14
『JOUR』2023年4月号(双葉社) 女性向け漫画雑誌『JOUR(ジュール)』の人気連載作品が実写化される。1つは『花のあすか組!』の作者・高口里純が贈る全く新しいヒーロー…
マンガ
2023/3/10
『天国からの宅配便あの人からの贈り物』(柊 サナカ/双葉社) 命の灯火が消えかけたそのときに、人が思い出すのは身近な家族や友達ばかりではない。遠い過去に別れてしま…
文芸・カルチャー
2023/3/2
『川のほとりに立つ者は』(寺地はるな/双葉社) 生まれつき備わっているものは、人によって違う。だが、その前提を私たちは忘れがちだ。自分にとっては造作もないことが…
文芸・カルチャー
2023/3/1
『ひそかに胸にやどる悔いあり』(上原隆/双葉文庫) 高校生活の終わりごろ、祖父が『平家物語』の文庫本をくれた。古いそれは、長く祖父の本棚に並んでいたのだろう。う…
文芸・カルチャー
2023/2/28
『ウクライナとともに涙と笑顔、怒りと感謝の365』(坂本龍太朗/双葉社) 2022年2月24日、ロシアはウクライナへ全面的な軍事侵攻を開始。戦争は長期化し、これまでに数多…
社会
2023/2/24
『恋と地獄』(今井大輔/COMIC ROOM/双葉社) 言葉は時代と共に移り行く。 昭和の高度成長期、日本にフランスブームが訪れていたころ、カップルは当時の若者のあいだで「…
マンガ
2023/2/22
『猫の目を借りたい』(槇あおい/双葉文庫) 「ごめんなさい」も、「ありがとう」も、今この瞬間に伝えればいいものを、私たちはつい先延ばしにしてしまう。明日が必ずく…
文芸・カルチャー
2023/2/22
『恋と地獄』(今井大輔/双葉社)第5回【全5回】 雨野リノ27歳派遣社員。同じ会社で、32歳既婚の主任と不倫中。彼の態度は最近冷たく、事が終わるとすぐに帰ってしまう。…
マンガ
2023/2/19
『恋と地獄』(今井大輔/双葉社)第4回【全5回】 雨野リノ27歳派遣社員。同じ会社で、32歳既婚の主任と不倫中。彼の態度は最近冷たく、事が終わるとすぐに帰ってしまう。…
マンガ
2023/2/18
『恋と地獄』(今井大輔/双葉社)第3回【全5回】 雨野リノ27歳派遣社員。同じ会社で、32歳既婚の主任と不倫中。彼の態度は最近冷たく、事が終わるとすぐに帰ってしまう。…
マンガ
2023/2/17
『恋と地獄』(今井大輔/双葉社)第2回【全5回】 雨野リノ27歳派遣社員。同じ会社で、32歳既婚の主任と不倫中。彼の態度は最近冷たく、事が終わるとすぐに帰ってしまう。…
マンガ
2023/2/16