どこかの誰かが書いた一冊が、読み手の心をほぐし、癒やしてくれる――。本にはそんな不思議な力があります。自身も本に救われた経験を持ち、文筆家として活躍する佐々木ののかさんが、悩みの答えを探している人たちに向けてオススメの一冊を紹介。心が疲れ切った夜に、そっと読んでみましょう。
「個人的なことは政治的なこと」という言葉がある。 これは「私的な体験」が軽んじられがちだった時代に、「個人に起きた出来事」も社会構造によってあてがわれた「政治的…
社会
2021/8/30
生きていると、病気になることもある。 病気の自分はすぐには受け入れがたい。それまでできていたことができなくなってもどかしさを感じたり、「働き盛りの健康な人」を中…
文芸・カルチャー
2021/5/21
過去に殺されそうになる夜がある。 それがいいものにつけ悪いものにつけ、あの頃に、あの頃以前に戻りたいと切望しても戻れない。叫び出したくなる恥ずかしさと全身を搔き…
文芸・カルチャー
2021/6/4
誰かの日記を読むのが好きだ。 日記を読みたくなるときの気分はきまって、誰かの日常に触れて安心したいときだ。人の数だけ生活があり、喜びがあり、葛藤がある。そうして…
文芸・カルチャー
2021/6/18
この記事には、虐待や性暴力に関する描写が含まれます。 愛しているからやさしくする、と言ったとき、違和感を覚える人はそう多くはないだろう。愛することとやさしくする…
文芸・カルチャー
2021/7/11
シスターフッド、という言葉をよく見聞きする。 けれど未だ、その「かたち」がわからない。 「女性の連帯」とはどんなかたちをしているのだろう。横並びになって手を結ん…
社会
2021/8/6
「個人的なことは政治的なこと」という言葉がある。 これは「私的な体験」が軽んじられがちだった時代に、「個人に起きた出来事」も社会構造によってあてがわれた「政治的…
社会
2021/8/30
キングダム 74
【推しの子】 16
ブルーロック(32)