稲盛和夫
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- タレント・その他
- ふりがな
- いなもり・かずお
ジャンル
プロフィール
最終更新 : 2019-11-18
1932年1月21日生まれ。鹿児島県鹿児島市出身。京セラ株式会社名誉会長。1955年に鹿児島大学工学部応用化学科を卒業。同大学卒業後は、京都の碍子メーカーである松風工業に入社。1958年に退社し、1959年4月、知人からの出資を経て、社員8名で京都セラミツク(現・京セラ)を設立、1966年に社長。1969年、創業12年で大阪証券取引所での株式上場を果たす。1984年、通信事業の自由化に即応し、京セラの資金を投入し第二電電 (DDI) を設立。2000年10月、KDD、DDI、IDOの合併により、株式会社KDDIを設立、名誉会長に就任。2001年6月、最高顧問に就任した。2010年2月、日本航空会長に無報酬で就任。「JALフィロソフィ」の策定など、積極的な社員の意識改革をはじめ、大規模なリストラを断行し、赤字続きだった日本航空を約3年で再上場させた。一方で、企業家の育成にも力を注ぎ、1983年、若手経営者の勉強会「盛友塾(現:盛和塾)」を開塾。1984年には、私財を投じて「稲盛財団」を設立、理事長に就任した。1985年には同財団主催の「京都賞」を創設、毎年11月に先端技術や基礎科学、思想・芸術の3部門で人類社会の進歩発展に功績のあった人々を顕彰している。
経営や生き方に関する著書も多く、主な書作本に、『心。』(2019年、サンマーク出版)、『生き方』(2004年、サンマーク出版)、『考え方~人生・仕事の結果が変わる』(2017年、大和書房)、『アメーバ経営~ひとりひとりの社員が主役』(2010年、日本経済新聞出版社)、『稲盛和夫の実学―経営と会計』(2000年、日本経済新聞社)、『稲盛和夫の経営塾 Q&A高収益企業のつくり方」(2007年、日本経済新聞出版社)などがある。
経営や仕事に関する名言でも知られており、「企業は、改革し続けなければ現状すら維持できない」「『もうこれでいい』と思った瞬間から、会社の没落が始まる」「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」など、数多くある。