貴志祐介
- 職業・肩書き
- 作家
- ふりがな
- きし・ゆうすけ
ジャンル
プロフィール
最終更新 : 2019-11-18
1959年1月3日生まれ、大阪府出身の小説家。日本推理作家協会、及び日本SF作家クラブ会員。中学生時代からミステリーやSF小説を読み始め、京都大学経済学部4回生のころから投稿を始める。同大学卒業後は朝日生命保険に入社し、30歳に同社を退社、執筆に専念する。1986年、「岸祐介」名義で「第12回ハヤカワ・SFコンテスト」に応募した『凍った嘴』が佳作入賞する。1996年、『十三番目の人格 ISOLA』(1996年、角川書店)で「第3回日本ホラー小説大賞長編賞」佳作を受賞、同作品で作家デビューを果たす。1997年には『黒い家』(1998年、角川書店)で「第4回本ホラー小説大賞」を受賞した。その後も、『青の炎』(2002年、KADOKAWA)で「第21回吉川英治文学新人賞」候補、及び「第13回山本周五郎賞」候補に選出。『硝子のハンマー』(2007年、KADOKAWA)で「第58回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)」受賞、『新世界より』(2008年、講談社)で「第29回日本SF大賞」受賞、2009年に「第30回吉川英治文学新人賞」候補に選出された。『悪の教典』(2012年、文藝春秋)では「第1回山田風太郎賞」、「第144回直木賞」候補など、多数の受賞及び受賞候補作品を執筆する。
その他の著作に『ダークゾーン』(2011年、祥伝社)、『天使の囀り』(2000年、角川書店)、『ミステリークロック』(2017年、KADOKAWA)、『雀蜂』(2013年、角川書店)、『極悪鳥になる夢を見る 貴志祐介エッセイ集』(2013年、青土社)など多数。
多重人格障害の女子高校生を巡って起こる不可解な事件の真相に迫るサスペンス・ホラー作品である『ISOLA』(2000年、東宝)をはじめ、『黒い家』(1999年、松竹)、『青の炎』(2003年、東宝)、『悪の教典』(2012年、東宝)などが映画化された。また、『鍵のかかった部屋』(2012年、フジテレビ、全11話)はテレビドラマ化された。
受賞歴
最終更新 : 2018-6-8
- 1997年
- 『黒い家』第4回日本ホラー小説大賞
- 2005年
- 『硝子のハンマー』第58回日本推理作家協会賞
- 2008年
- 『新世界より』第29回日本SF大賞
- 2010年
- 『悪の教典』第1回山田風太郎賞