月村了衛
- 職業・肩書き
- 作家
- ふりがな
- つきむら・りょうえ
ジャンル
プロフィール
最終更新 : 2019-11-18
1963年3月18日、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科を卒業。在学中に脚本や演劇を学び、卒業後は予備校にて現代国語や古文、漢文などの講師を務める。1987年~1989年まで放送されたテレビアニメ『ミスター味っ子』にて1988年に脚本家デビュー。脚本を手掛けたアニメ作品はほかに、1996年公開の映画『天地無用!in LOVE』や1997年放送の『少女革命ウテナ』など。『少女革命ウテナ』では、白井千秋の名義も使用。2001年に放送された『NOIR(ノワール)』では、原案、構成、脚本を全て担当。
1999年にコミックス1巻が発売された『ランナー』(角川書店)では原作を担当。2008年にコミックス1巻が発売された『ルテナン・スカーレット』(ジャイブ)にて原作を担当。2010年に『機龍警察』(早川書房)で小説家デビュー。以後、小説の執筆に専念する。同年『機忍兵零牙』(早川書房)が発売。2011年発売の『機龍警察 自爆条項』(早川書房)が、翌年「第33回 日本SF大賞」を受賞。2012年にシリーズ第3弾となる『機龍警察 暗黒市場』(早川書房)が発売、翌年「第34回 吉川英治文学新人賞」を受賞。2014年には第4弾となる『機龍警察 未亡旅団』(早川書房)が発売。「このミステリーがすごい!」大賞にて、『機龍警察 自爆条項』は第9位、『機龍警察 暗黒市場』は第3位、『機龍警察 未亡旅団』は第5位に選ばれた。2017年には第5弾の『機龍警察 狼眼殺手』(早川書房)が発売。
2013年発売の『コルトM1851残月』(講談社)が、2015年に「第17回 大藪春彦賞」を受賞。2018年には第2弾となる『コルトM1847羽衣』(文藝春秋)が発売。2014年発売の『土漠の花』(幻冬舎)が、翌年「第68回 日本推理作家協会賞 長編及び連作短編集部門」を受賞。
2010年より公式サイト「月村了衛の月録」にてブログを執筆。著作にはほかに『一刀流無想剣 斬』(講談社)、『黒警』(朝日新聞出版)、『槐(エンジュ)、』(光文社)、『影の中の影』(新潮社)、『神子上典膳』(講談社)、『ガンルージュ』(文藝春秋)、『水戸黄門 天下の副編集長』(徳間書店)、『黒涙』(朝日新聞出版)、『追想の探偵』(双葉社)、『東京輪舞』(小学館)、『悪の五輪』(講談社)、『欺す衆生』(新潮社)など。