原泰久
- 職業・肩書き
- マンガ家
- ふりがな
- はら・やすひさ
プロフィール
最終更新 : 2019-11-18
1975年6月9日生まれ。佐賀県出身の漫画家。九州芸術工科大学在学中の1997年に、『上田君の退化論』で「第36回ちばてつや賞ヤング部門期待賞」を受賞。大学院卒業後はエンジニアとして就職するが、本格的に漫画家を目指すため3年後に退職。1999年に、読み切り歴史漫画『於兎松』で「第40回ちばてつや賞ヤング部門準大賞」を受賞。同作品が『別冊ヤングマガジン』に掲載され、デビューを果たす。2003年には、読み切り作品『覇と仙』で「第23回ヤングジャンプ月例MANGAグランプリ奨励賞」を受賞。2006年、『週刊ヤングジャンプ』9号より、『キングダム』の連載を開始する。同作品は、2300年前の中国・春秋戦国時代を舞台に繰り広げられる歴史漫画であり、単行本は累計4000万部を突破。2012年には、NHK BSプレミアムにてテレビアニメ化され、2013年には「第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞」を受賞。2019年に実写映画化(東宝)された。さらに、NHK Eテレ「SWITCHインタビュー 達人達」(2016年5月28日放送)やMBS「情熱大陸」(2016年10月30日放送)などテレビ出演も果たす。2018年12月の「ジャンプフェスタ JUMP FESTA'19」では、サイン会も行う。『スラムダンク』で人気の漫画家・井上雄彦氏や、『東京喰種』でお馴染みの漫画家・石田スイ氏とは、公私に渡って仲が良いことでも知られる。
その他の読み切り作品に、『金剛』(2003年、『ヤングジャンプ増刊 漫革』Vol.36)、『李牧』(2004年、『週刊ヤングジャンプ』18号)、『キングダム番外編』(2013年、『週刊少年ジャンプ』24号)などがある。